« 弘法大師求法の足跡を巡る | トップページ | 謹賀新年 »

2014年10月 6日 (月)

出羽路へ

秋の彼岸も明けて漸く一段落したところで台風が来る前に出羽路へ。
出羽に行く前に、以前から目当てだった海月展示種世界一を誇る鶴岡市にある加茂水族館にまず足を延ばした。
古事記にも「国稚く浮きし脂の如くして、海月なす漂へる時」と、黎明期の日本を「海月なす漂える」(海月が海に漂うかのように混沌とした時期)と表現されている。
敢えて物事に意味を見出さず、たゆたう時を愉しむ日本人的感性の発露といえる。

旅の終盤は出羽から宮城蔵王に入って過ごしたが、出羽の自然はより手付かずの自然である分、霊威というか、どこかより内界に向き合わせるような霊妙な力に満ち溢れているように感じた。
自然に人為が加わっていないこと、四方八方山々に囲まれていること、人口自体少ないこともあるだろうが、まるで生き物のように呼吸する霊域としての山々がある種独特の磁場を作り出すのかもしれない。
文明的豊かさに飽き足らなくなって生命力の本源に立ち返りたくなった時、自然の霊威に身を委ねる為にまた出羽に赴くことだろう。

28_4

29

1_3
30
2_2
3_3
31
5
6
8

35
12
13
14
15
16
17
18
34
20
19_2
22
23
32_2

33
24

|

« 弘法大師求法の足跡を巡る | トップページ | 謹賀新年 »